京都府宇治の変形性膝関節症・O脚の痛みの専門施術
変形性膝関節症:こんなお悩みはありませんか?
- ・整形外科で変形性膝関節症と言われ、ずっと膝が痛い。
- ・ヒアルロン酸の注射を定期的に打っているが、なかなか治らない。
- ・正座や立ち上がりの動作で膝に激痛が走る
- ・膝が痛くて階段の上り下りがつらい
- ・膝を伸ばすと痛い。膝が痛くて、膝が伸ばせない。
- ・「軟骨がすり減っている」と言われ、ロキソニンを飲み続けている
- ・水が溜まると言われ、繰り返し抜いてもらっているが一向によくならない
- ・「手術しかない」と言われたが、できれば避けたい
変形性膝関節症は日本の推定患者数が約2,530万人(症状を有する者は約780万人)とされており、
中高年の膝痛の最も多い原因疾患です。(出典:大江隆史ら, 変形性関節症の疫学, 2012)
しかし、「軟骨がすり減っているから痛い」というだけの説明では、なぜ今その膝が痛いのか、何をすれば改善するのかは見えてきません。
当整骨院では、整形外科的徒手検査と動作評価によって
「どの組織が今の痛みを引き起こしているか」を特定し、根拠ある施術と運動指導を行います。
なるべく手術はしたくない方は下記ページをご覧下さい。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は、 膝関節の軟骨が変性・摩耗し、膝関節(骨・滑膜・関節包など)に 慢性的な炎症と構造変化をきたす疾患です。
画像所見と症状は一致しない
レントゲンで「軟骨がすり減っている」「骨棘がある」などと言われても、それが痛みの直接原因とは限りません。
・X線上でGrade II以上の変化があっても、約63%は症状がない。
・MRIで軟骨損傷が確認されても、痛みの強さとの相関は低い。
つまり、「なぜ今、この膝が痛いのか」を画像だけで説明するのには限界があります。
画像所見に加えて、筋・腱・靭帯・脂肪体など軟部組織の評価が不可欠です。
主な原因・リスク因子
・加齢(最大のリスク因子)
・肥満(BMI上昇は発症リスクを約5倍高める)
・大腿四頭筋の筋力低下
・アライメント異常(O脚・X脚)
・過去の膝外傷(半月板損傷、靭帯損傷)
・過度な膝への繰り返し負荷(農業、重労働など)
症状の特徴
・動き始めに痛む
・階段昇降、しゃがみ込み、正座で痛みが増す
・長時間歩行後に鈍痛が残る
・膝の腫れ・熱感(炎症の活性化時)
・関節水腫(水が溜まる)
・可動域の制限(特に完全屈曲・伸展)
・O脚変形の進行
当院で行う評価・徒手検査
変形性膝関節症の症状には、複数の組織が関与しています。 当整骨院では以下の徒手検査を組み合わせて、 「今の痛みの主たる原因組織はどこか」を明らかにします。
(1)関節裂隙圧痛テスト:半月板損傷の有無を評価します。
(2)マクマレーテスト:半月板損傷の有無を評価します。
(3)アプレーテスト:半月板と靭帯損傷の有無を評価します。
(4)内反・外反ストレステスト:靭帯損傷の有無を評価します。
(5)ラックマンテスト:前十字靭帯の評価
(6)パテラグラインドテスト:膝蓋軟骨軟化症の評価
(7)膝蓋跳動テスト:関節水腫の有無の確認
(8)膝蓋下脂肪体圧迫テスト:膝蓋下脂肪体の肥厚・線維化を評価
(9)膝伸展制限評価:膝関節伸展の評価
(10)下腿外旋評価:下腿外旋の評価
当整骨院ではとにかく膝の痛みを改善。歩く、しゃがむ、正座などが問題なくできる状態をめざしていきます。変形性膝関節症が原因で膝が痛い場合、来院時は膝が痛くて歩行が困難だったにも関わらず帰りはかなり痛みが改善されていることが多くあります。
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STEP1痛みの原因となっている組織を特定します。問診・動作分析・徒手検査を通じて、 「今の痛みを引き起こしている組織」を特定します。 膝の痛みは、半月板・側副靭帯・膝蓋下脂肪体・鵞足部・腸脛靭帯など複数の組織が関与するため、丁寧な鑑別が重要です。
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STEP2痛みの原因となっている組織周辺の筋を緩めます。大腿四頭筋・ハムストリングス・腸脛靭帯・下腿三頭筋など膝関節に影響を与える筋群の過緊張を手技によって解消します。特に、下腿外旋に関与する外旋筋群(外閉鎖筋・大腿二頭筋短頭・腓腹筋外側頭など)の柔軟性改善に注力します。筋緊張の緩和は関節内圧の軽減につながり、疼痛改善の基盤となります。
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STEP3痛みの原因となっている組織へのアプローチをします。当院が特に重視するのは以下の3点です。
(1)膝蓋下脂肪体へのアプローチ
膝蓋骨を遠位に誘導しながら脂肪体の可動性を回復させる徒手操作を行います。インピンジメントが解消されることで、膝前面の痛みと伸展制限が同時に改善します。
(2)膝伸展制限の解除
後方関節包のモビライゼーション、ハムストリングスのリリースを組み合わせ、完全伸展位の回復を目指します。膝のスクリューホーム運動が正常化することで、歩行時の安定性が向上します。
(3)下腿アライメントの修正
下腿過外旋に対して、股関節・足部のアライメントを評価・調整します。
足底挿板(インソール)の活用も含め、荷重ラインの正常化を図ります。
関節モビライゼーションは変形性膝関節症の疼痛・機能改善に有効とされています。 -
STEP4歩行指導・運動指導・再発予防大腿四頭筋(特に内側広筋)・中殿筋・股関節内旋筋など 膝関節の動的安定性に関わる筋群の強化エクササイズを指導します。 下腿外旋の再発を防ぐための股関節・足部の運動指導も合わせて行います。
また、当整骨院では「膝を伸展させて歩く」歩行パターンの再学習を重視しています。 可動域が回復しても、以前の「曲げたまま歩く」習慣が残っていると症状が再燃しやすいため、正しい歩行動作の定着まで丁寧にサポートします。 必要に応じてインソール作製や日常生活動作のアドバイスも行います。
当整骨院が着目する3つの機能的問題
当院では多くの変形性膝関節症の症例に関わるなかで、以下の3つの機能的問題が痛みの主要な原因となっているケースが 非常に多いことを臨床的に経験しています。これらを改善することで、膝の痛みが顕著に軽減するケースが多くみられます。
下腿の過外旋
健常な膝関節では、荷重時に大腿骨・脛骨・足部が一直線上に近い配列をとります。
しかし下腿が過度に外旋していると、
膝関節の内側コンパートメントに繰り返し過剰な圧縮ストレスがかかります。
【起こりやすいメカニズム】
・足部のアーチ低下(回内足)が下腿外旋を誘発する
・股関節外旋筋の過緊張
・内旋筋の弱化が骨盤・大腿骨の肢位に影響し、相対的に下腿外旋位をとりやすくなる
・O脚変形が進行すると、代償的に下腿が外旋位に変位しやすい
【臨床上の着目点】
下腿外旋の改善(股関節・足部アライメントの修正)によって内側関節裂隙への荷重が分散し、内側の疼痛が軽減するケースが多くみられます。
膝蓋下脂肪体の柔軟性低下
膝蓋下脂肪体は、膝蓋骨直下から膝蓋腱の深層に位置する脂肪性組織です。膝関節の屈伸に合わせて変形・移動することで、関節面への衝撃を吸収する役割を担います。
【なぜ固くなるのか】
・膝への繰り返し荷重や炎症によって脂肪体に線維化が生じる
・膝の伸展制限が続くと脂肪体が正常に移動できず、インピンジメントが慢性化する
・注射の繰り返しや手術後の瘢痕化によっても硬化することがある
【臨床上の着目点】
膝蓋下脂肪体は膝関節で最も神経支配が豊富な軟部組織のひとつです。この組織の柔軟性を徒手療法で改善することで、
前面の痛みと伸展制限が同時に軽減するケースが多く確認されています。
膝の伸展制限と「曲げたまま歩く」問題
【膝関節は「伸展位で安定する」構造になっている】
膝関節には「スクリューホーム運動」と呼ばれる機構があります。完全伸展位に近づくにつれて脛骨が自動的に内旋し、膝関節が骨性にロックされます。この「ロックポジション」では、筋肉をほとんど使わずに体重を支えることができます。つまり、膝は「伸展位で最も安定・省エネな状態」になるよう設計されているのです。
膝に痛みが出やすい人に共通する歩き方
当院で変形性膝関節症の症例を多く診るなかで、膝に痛みを抱えている方の多くに共通する特徴があります。 それは、「膝を軽く曲げたまま歩いている」ことです。そして多くの場合、本人はそのことに気づいていません。街を歩く高齢者の方をよく観察してみると、O脚になっている方・膝が曲がったまま歩いている方が非常に多いことに気がつきます。しかしご本人に聞くと、「普通に歩いているつもり」とおっしゃる方がほとんどです。これは決して不思議なことではありません。長年その歩き方を続けていると、曲がった状態が「普通」として 脳と身体に定着してしまうからです。まず「自分の膝が歩行中に伸びているかどうか」を意識することが、改善の第一歩になります。
自分でチェックできるポイント
・鏡の前や窓ガラスに映る自分の歩き姿を横から見たとき、
膝が少し曲がったままになっていないか
・立ち上がった直後、両膝をしっかり伸ばして立てているか
・歩くとき、踵から着地した後に膝がまっすぐ伸びる感覚があるか
これらが「なんとなく気になる」と感じる方は、屈曲歩行のパターンが習慣化している可能性があります。
膝が完全に伸びない状態で歩くと
・大腿四頭筋が歩行全体を通じて緊張し続ける(筋疲労・萎縮の悪循環)
・膝関節の骨性ロックが使えないため、関節面への圧縮力が増大する
・後方の関節包・半月板・脂肪体に繰り返しストレスがかかる
・股関節の伸展が不十分になり、腰椎への代償負荷が増す
このような「屈曲歩行」は、痛みを避けるための防御反応として自然に身につきますが、結果的に膝への負担を増大させ、症状の慢性化につながります。
膝を伸ばして歩けることが改善の鍵
健常な膝関節は完全伸展まで動かせることが正常です。変形性膝関節症の症例では、この完全伸展が失われていることが非常に多く、わずかな伸展制限(5~10°程度)であっても、歩行への影響は大きいです。膝がきちんと伸びた状態で歩けるようになることは、単に可動域の問題ではなく、膝への負担そのものを軽減することにつながります。これが当整骨院において、膝伸展制限の解除を最優先課題として取り組む理由です。
伸展制限の主な原因
・膝蓋下脂肪体の線維化
・後方関節包の拘縮
・ハムストリングスの短縮
・骨棘による機械的な制限(末期症例)
臨床上の着目点
後方関節包のモビライゼーションと膝蓋下脂肪体へのアプローチを組み合わせることで、伸展可動域の改善とともに疼痛が軽減するケースが多くみられます。さらに、歩行指導によって「伸展して歩く」動作パターンを定着させることが 長期的な再発予防において重要です。
変形性膝関節症に関してよくある質問
変形性膝関節症とはどういう病気ですか?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が変性・摩耗し、骨・滑膜・関節包などに慢性的な炎症と構造変化をきたす疾患です。日本の推定患者数は約2,530万人(症状を有する者は約780万人)とされており、中高年の膝痛の最も多い原因疾患です。ただし「軟骨がすり減っているから痛い」というだけの説明では、なぜ今の膝が痛いのかは見えてきません。骨だけでなく、筋肉・腱・靭帯・膝蓋下脂肪体など軟部組織の状態を評価することが改善のカギとなります。
「軟骨がすり減っている」「骨棘がある」と言われましたが、それが今の痛みの原因ですか?
必ずしもそうとは言えません。画像所見(レントゲン・MRI)と痛みの強さや機能障害の相関は低いことが複数の研究で示されています。レントゲンでGrade II以上の変化があっても症状のない方が多数いることも報告されており、「画像に異常がある」ことと「今その膝が痛い」ことは一致しないケースが少なくありません。当院では、徒手検査と動作評価によって「どの組織が今の痛みを引き起こしているか」を特定した上でアプローチします。
「手術しかない」と言われましたが、手術せずに改善できますか?
末期症例を除けば、保存的治療で改善できるケースは多くあります。複数のランダム化比較試験の系統的レビューでは、関節鏡視下手術は変形性膝関節症に対して保存的治療より優れた効果を示さないことが報告されています。筋力低下・膝蓋下脂肪体の線維化・伸展制限・アライメント異常などの機能的問題を改善することで、日常生活への支障がなくなるケースが多くあります。ただし、著しい骨変形がある末期症例や感染・腫瘍が疑われる場合は整形外科への受診をお勧めします。
膝蓋下脂肪体(ホファ脂肪体)とは何ですか?なぜ痛みに関係するのですか?
膝蓋下脂肪体は膝蓋骨直下から膝蓋腱の深層に位置する脂肪性組織で、膝関節の屈伸に合わせて変形・移動することで衝撃を吸収します。膝関節の中で最も神経支配が豊富な軟部組織のひとつであり、炎症や線維化(瘢痕化)が生じると膝前面の痛みや伸展制限の原因となることが研究で示されています。繰り返す荷重・注射・手術後の瘢痕化によって硬化しやすく、当院では徒手操作で可動性を回復させることにより、痛みと伸展制限が同時に軽減するケースが多く確認されています。
大腿四頭筋を鍛えると膝の痛みは改善しますか?
はい、有効性が確認されています。大腿四頭筋の筋力低下は関節への荷重ストレスを増大させ、痛みと機能障害に関与します。複数のランダム化比較試験・系統的レビューにより、大腿四頭筋強化プログラムは変形性膝関節症の痛み・機能・QOLを有意に改善することが示されています。当院ではSTEP4の運動指導として、特に内側広筋・中殿筋・股関節内旋筋など膝の動的安定性に関わる筋群を中心に指導します。
関節モビライゼーションや手技療法は変形性膝関節症に効きますか?
はい、有効性を支持するエビデンスがあります。複数の系統的レビューにより、関節モビライゼーション(マリガン法・メイトランド法など)は変形性膝関節症の疼痛軽減・可動域改善・機能改善に効果的であることが示されています。また、手技療法と運動療法を組み合わせると運動療法単独よりも優れた痛みの改善が得られることも報告されています。当院では後方関節包のモビライゼーション・筋膜リリース・膝蓋下脂肪体へのアプローチを組み合わせて施術を行います。
膝の「水」は何ですか?繰り返し抜いても大丈夫ですか?
膝の「水(関節水腫)」は、関節内の炎症に対する生体反応として関節液が過剰に産生された状態です。水を抜くこと自体は一時的な症状緩和になりますが、炎症の根本原因(軟部組織への過剰ストレス・膝の伸展制限・アライメント異常など)が解消されなければ再貯留を繰り返します。繰り返しの穿刺そのものが感染リスクや組織への刺激となる可能性もあります。当院では関節内圧の軽減につながる筋緊張の緩和とアライメント修正を行い、水が溜まりにくい状態を目指します。
なぜ「膝を伸ばして歩く」ことがそれほど重要なのですか?
膝関節には「スクリューホーム運動」という機構があり、完全伸展位に近づくと脛骨が内旋して骨性にロックされます。このロック状態では筋肉をほとんど使わずに体重を支えることができます。一方、膝を曲げたまま歩くと大腿四頭筋が歩行全体を通じて緊張し続け、関節面への圧縮力が増大します。後方関節包・半月板・膝蓋下脂肪体への繰り返しストレスも増加します。わずか5〜10°の伸展制限でも歩行への影響は大きく、伸展を回復させることが膝への負担軽減に直結します。当院では可動域の回復とあわせて「伸展して歩く」動作パターンの定着まで丁寧にサポートします。
インソール(中敷き)は変形性膝関節症に効果がありますか?
足底挿板(インソール)は、足部のアーチ低下(回内足)による下腿外旋や内側コンパートメントへの過剰な荷重を軽減する目的で使用します。当院では歩行評価の結果に基づき、必要な方にインソールの作製・提案を行っています。インソール単独で痛みがすべて解決するわけではありませんが、下腿アライメントの修正と組み合わせることで荷重ラインの正常化に有効です。詳しくは歩き方を変えるインソールのページもご覧ください。
変形性膝関節症の症状が長期間続いていても改善できますか?
慢性化しているケースでも改善が期待できる場合は多くあります。症状が長引くほど筋力低下・脂肪体の線維化・伸展制限・屈曲歩行パターンの定着が進みやすくなりますが、これらは適切なアプローチで変化させることができます。当院の症例(膝を伸ばすと痛い・50代女性)や症例(長時間歩くと翌日膝が痛い・50代女性)でも、長期間症状が続いていた方が改善しています。まず一度、現在の機能的問題を評価させてください。
何回くらい通えば改善しますか?
症状の程度・期間・原因によって異なります。膝蓋下脂肪体の線維化や伸展制限が主な原因の場合、週1〜2回のペースで4〜8回程度を目安にしていることが多いです。当院の症例では、膝を伸ばすと痛いケースや長時間歩くと翌日痛いケースで数回〜十数回程度で日常生活への支障がなくなっています。O脚変形が進行した末期症例や複数の原因が絡んでいる場合は長くかかることもあります。初回の評価時に改善の見通しをお伝えします。
整形外科と整骨院は併用できますか?
はい、併用は可能です。整形外科での画像診断(レントゲン・MRI)は病態把握に重要であり、当院での手技的なアプローチと補完関係にあります。整形外科での診断内容や画像検査の結果をお持ちいただけると、より精度の高い施術が可能になります。膝の腫れ・発熱が著しい場合や進行の速いO脚変形がある場合は、医療機関への受診をお勧めすることもあります。
予約は必要ですか?駐車場はありますか?
はい、完全予約制です。LINE・WEB・お電話(0774-79-3343)のいずれかでご予約ください。院前に駐車スペースがございます(車・バイク・自転車対応)。所在地は京都府宇治市小倉町蓮池173-13で、近鉄小倉駅から徒歩約9分です。
保険施術を希望される場合は、マイナ保険証・資格確認証をご持参下さい。
保険施術
| 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
| 初診時 | 810円迄 | 1130円迄 | 1990円迄 |
| 2回目以降 | 150~260円 | 200~430円 | 350~690円 |
実費施術
整体
変形性膝関節症の改善+全身整体
| 1回 | 3,500円(税込) |
|---|
参考文献
このページで紹介している施術方針・内容は、以下の論文・研究に基づいています。
【①②画像所見と症状の不一致に関する根拠】
※1 Bedson J, Croft PR. "The discordance between clinical and radiographic knee osteoarthritis: a systematic search and summary of the literature."
BMC Musculoskeletal Disorders. 2008;9:116.
膝OAの臨床症状と画像所見の一致度を系統的に検索したレビュー。膝痛のある患者のうち画像上OAが確認されたのは15〜76%、画像上OAがある患者のうち痛みがあるのは15〜81%と、両者の一致度には著しいばらつきがあることを報告。画像所見のみで痛みの原因を説明することの限界を明示。
PMCで原文を確認する →
※2 Morales-García F, et al. "The correlation between clinical and radiological severity of osteoarthritis of the knee."
Journal of Clinical Medicine. 2022;11(7):1730.
変形性膝関節症52例を対象とした前向き横断研究。WOMACスコア(痛み・こわばり・機能)と画像上の重症度(Kellgren-Lawrence分類・Ahlbäck分類)の間に有意な相関を認めなかったことを報告。
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【③手術と保存的治療の比較の根拠】
※3 Zhang Z, et al. "Arthroscopic surgery is not superior to conservative treatment in knee osteoarthritis: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials."
BMC Musculoskeletal Disorders. 2024;25:712.
変形性膝関節症に対する関節鏡視下手術と保存的治療を比較したRCTの系統的レビュー・メタ分析。長期的な疼痛軽減・機能改善・患者満足度のいずれにおいても、関節鏡視下手術は保存的治療に対して有意な優位性を示さなかったことを報告。
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【④⑤運動療法・大腿四頭筋強化の有効性の根拠】
※4 Roddy E, et al. "Aerobic walking or strengthening exercise for osteoarthritis of the knee? A systematic review."
Annals of the Rheumatic Diseases. 2005;64(4):544-548.
変形性膝関節症に対する有酸素ウォーキングと大腿四頭筋強化運動の効果を比較した系統的レビュー。いずれも膝OAの疼痛・機能障害を有意に改善し、その効果量は一般的な鎮痛薬・NSAIDsに匹敵することを報告。
PMCで原文を確認する →
※5 Imoto AM, et al. "Quadriceps strengthening exercises are effective in improving pain, function and quality of life in patients with osteoarthritis of the knee."
Acta Ortopédica Brasileira. 2012;20(3):174-179.
変形性膝関節症患者100名を対象としたランダム化比較試験(Evidence Level I)。8週間の大腿四頭筋強化プログラムにより、疼痛・機能・QOLのすべての評価項目において対照群と比較して統計的に有意な改善を示したことを報告。
PMCで原文を確認する →
【⑥膝蓋下脂肪体と膝OAの関係の根拠】
※6 Macchi V, et al. "Infrapatellar Fat Pad and Knee Osteoarthritis."
Cells. 2020;9(9):1993.
膝OAにおける膝蓋下脂肪体(IFP)の関与を包括的に論じたナラティブレビュー。IFPは膝関節で最も神経支配が豊富な軟部組織のひとつであり、炎症・線維化が生じると膝前面痛の原因となることを報告。IFPの炎症はKOOS(膝のアウトカムスコア)の全サブスケールと関連することも示した。
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【⑦⑧関節モビライゼーション・手技療法の有効性の根拠】
※7 Kabir H, et al. "Effectiveness of Mobilization with Movement on the Management of Knee Osteoarthritis: A Systematic Review of Randomized Controlled Trials."
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine. 2021;2021:5563579.
変形性膝関節症に対するマリガン法(Mobilization with Movement)の効果を検討したRCT15件(計704名)の系統的レビュー。疼痛軽減・機能改善・可動域向上においてモビライゼーションが有効であることを報告。
PMCで原文を確認する →
※8 Tang F, Jiang Z, et al. "Effectiveness and safety of manual therapy for knee osteoarthritis: An overview of systematic reviews and meta-analyses."
Frontiers in Medicine. 2023;10:1121668.
変形性膝関節症に対する手技療法の有効性・安全性を評価した系統的レビュー・メタ分析のオーバービュー研究。手技療法は疼痛・機能改善において有効であり、運動療法との組み合わせでより優れた短期的効果が得られることを報告。
PMCで原文を確認する →
| 住所 | 〒611-0042京都府宇治市小倉町蓮池173-13 宇治小倉あゆむ整骨院 |
|---|---|
| 施術時間 | 平日:9:00~19:00 土・ 日:9:00~18:00(実費施術のみ) 休診日:火曜日、金曜日、祝日 |
| 駐車場 | 車・バイク・自転車 : 院前に駐輪スペース有 |
| 最寄駅 | 近鉄小倉駅:徒歩9分 |


