仕事では事務作業でパソコンをすることが多く、つねに肩が凝って背中から首までが痛くて、ひどいと頭痛までするという患者様の症例をご案内させて頂きます。
特に肩から首にかけてハリがあってしんどい。首を回して後ろを向くのがしんどいので、体を捻り後ろを向くようにしている。肩こりが酷くなると、頭痛がしたり不眠になったりする。
希望されたこと
肩こりがひどくてしんどいので、とにかく楽になりたい。
肩こり、首・背部痛に対する評価
首を前に倒すと首の後ろが痛い(屈曲時痛)。
首を右に回して後ろを向けない。(右回旋制限有)
首から背中(僧帽筋・脊柱起立筋)にかけて筋肉に異常なハリあり。
◇筋緊張および圧痛の著明な筋肉
僧帽筋、脊柱起立筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、後頭下筋、棘下筋、前鋸筋
施術内容
問診と触診を行ったところ、僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)の異常な筋緊張と肩甲骨の動きが悪い(肩甲胸郭関節の可動域不全)がみられました。
・肩甲骨はがし(肩甲胸郭関節のモビライゼーション)
・僧帽筋の深部トリガーポイントリリース
・後頭下筋の筋膜リリース
・胸鎖関節・肩鎖関節の調整
・胸鎖乳突筋・中斜角筋のリリース
を行ったところ、首の可動域制限が改善され、首から背中にかけてのハリと痛みが改善されました。
肩こり、首・背部痛について
今回症状は、かなり典型的な肩こり、首・背部痛の症状でした。
肩コリのひどい人の特徴として、肩甲骨の動き(肩甲胸郭関節の可動域制限)が悪いため、日常生活の中で首や肩、背中の筋肉への負担が多くなっているケースが多くあります。
今回も肩甲骨と鎖骨の動き悪く、首から背中にかけての筋肉に異常なハリと痛みがありました。
肩甲骨の動きが悪い場合は肩甲骨はがし(肩甲骨胸郭関節のモビライゼーション)を行い、肩甲骨の挙上・下制・上方回旋・下方回旋・外転・内転の動きを改善していき、同時に胸鎖関節のモビライゼーションを行い、肩や首周辺の筋肉への負担を減らしていきます。
関節モビライゼーションの結果筋肉への負担を軽減した後は、筋膜リリース・深部トリガーポイントほぐしにより筋緊張を改善していくことに、痛みの症状はかなり改善することができます。
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