なんども繰り返す重症ぎっくり腰。京都市右京区太秦の整骨院

〒616-8167 京都市右京区太秦多薮町19-9 あゆむ整骨院・整体院

症例紹介
なんども繰り返す重症ぎっくり腰 ( 50代・男性 )

年に何度も重症のぎっくり腰になり、来院時も腰の痛みでゆっくりしか歩けない状態でなんとか来院された、50代男性の症例を紹介します。

来院時の状態

3日前に犬を抱っこしようとした時に腰に痛みが走り、それから腰が痛くて、前かがみ、後ろに反ることができないし、立っているのもつらい。
1度座る、寝転ぶと痛くて立ち上がるのに時間がかかる。
側臥位(横向き)で寝転んでいると痛みは楽になる。
朝と夕方に痛み止めを服用している。

希望されたこと

とりあえず明日、仕事に行けるようにして欲しい。
今回のぎっくり腰が治ったら、再発しないようにしたい。

腰痛に対する評価

・腰部の屈曲時痛(前かがみ時の痛み)が著名で、歩行時、座位でも痛みあり。
・背中~腰にかけての筋緊張が著名。
・ふくらはぎ~アキレス腱にかけて鈍い痛みがあり。
◇筋緊張および圧痛の著明な筋肉
脊柱起立筋・腰方形筋・大腰筋・大殿筋・中殿筋・腓腹筋・後脛骨筋

施術内容

ひとまず明日仕事にいけるよう、現在の腰の痛みをとることに集中しました。
・ハイボルテージ治療:脊柱起立筋、腰方形筋、中殿筋にハイボルテージを充て筋肉の弛緩および炎症の除去
・筋膜リリース:鈍い痛みのある、ふくらはぎ~アキレス腱にかけての筋膜のリリース。
・ローリング療法:腰部に負担をかけている筋肉に対してローリング療法にてトリガーポイント(硬結)のリリース。
にて、痛みを取り除きました。
施術後は、まだ痛みは残るものの、大分と動けるようになったとのことでしたので、帰宅後は安静にするのではなく、痛くてもなるべく身体を動かして頂けるようお願いしました。
※ぎっくり腰(急性腰痛)の場合は、安静にするよりも身体をよく動かした方が早く改善すると言われています。
その後は、定期的に来院して頂き、ぎっくり腰が再発しないよう、施術したところ、7ヶ月間はぎっくり腰の再発もしてないとのことです。

ぎっくり腰(急性腰痛)について

ぎっくり腰(急性腰痛)に対する治療においては、痛みの原因となっている組織への押圧やリリースなどの直接介入は控えるようにしています。というのも、痛みの原因となっている組織へ直接介入をすると、痛みが酷くなってしまい立てなくなるケースや、来院時よりも痛みが酷くなってしまうケースがあるからです。当院では、痛みの原因になっている組織へは、ハイボルテージによる鎮痛。痛みの原因となっている組織へ負担を与える原因となっている要素の改善。という流れで治療を行います。
また、よくある質問として、ぎっくり腰になった時は「温めるのか?冷やすのか?」については、スタッフのコラムにて解説しておりますので、そちらもご参照下さい。
ぎっくり腰、寝違い、捻挫の時、冷やす?温める?

ぎっくり腰は癖になる?というが正しいからどうかわかりませんが、何度も繰り返しぎっくり腰になられたり、腰にずっと違和感を抱えておられる方(慢性腰痛)も多くいらっしゃいます。
※慢性腰痛とは、「痛みを感じてから3カ月あるいは6カ月以上経過している腰痛」のことをいいます。
何度も繰り返すぎっくり腰や慢性腰痛の場合は、姿勢改善のためのエクササイズやストレッチを行いながら、改善を図っていきます。

ぎっくり腰(急性腰痛)は、「魔女の一撃」と言われる程の痛みを伴い本当につらいと思います。
一度痛くなると、靴下やズポンも履けない。寝返りも打てない、体勢を変えることも難しいなど・・・腰に痛みのない状態に戻るのは難しいんじゃないかとすら思えてきてしまいます。
でも、大丈夫です。方法さえ間違えなければ、ぎっくり腰は治りますし、慢性腰痛の痛みも楽になります。

最後に腰痛に伴う症状において、整形外科に行った方が良い症状をお伝えします。

  • 腰痛の発症年齢が20歳以下または55歳以上
  • 安静時痛が著明
  • ステロイド剤を長期使用している
  • 痺れや脱力感がある
  • 発熱を伴う腰痛
  • 背骨に変形がある
  • 胸に痛みを伴う腰痛
  • 体重減少を伴う腰痛

<< 症例紹介一覧へ戻る

案内地図

京都市右京区太秦のあゆむ整骨院・整体院

住所 〒616-8167 京都市右京区太秦多薮町19-9 シャルマン太秦101
あゆむ整骨院・整体院
駐車場 自転車・バイク : 院前に駐輪スペース有
車 : 近隣のコインパーキングをご利用下さい(※院の隣にコインパーキング有)
最寄駅 嵐電 帷子ノ辻駅:徒歩4分
JR太秦駅:徒歩6分